慢性疾患セルフマネジメント体験談②（支援者・患者会代表54歳）

慢性疾患セルフマネジメントプログラムは、1980年代からアメリカのスタンフォード大学医学部患者教育研究センターで開発が始められた、病気をもつ人たちのための実践的教育プログラムです。

慢性の病気であれば病名を問わずに参加でき、現在では世界20カ国以上で展開されています。日本では、2005年から開催されています。

病気をもって生活していると、つい人と自分を比べてしまい、できないことやあきらめたことばかり目についてしまうことがあります。

慢性疾患セルフマネジメントプログラムは、様々な病気の人たちで集まり、進行役も病気をもつ人がつとめ、病気と折り合いをつけながら楽しく生活していくにはどうすればよいのかを考えていくプログラムです。私たちといっしょに、病気があってもできること、やりたいことを探してみませんか？

もっと詳しい情報が知りたい方は、下記サイトをご覧ください。

公式ページ（https://www.j-cdsm.org/program/）から引用（2018年7月14日）

福岡市のワークショップ

【福岡市・7/28～】アクロス福岡

日程7月28日～9月15日（毎週土曜日）※8/11と9/1はお休みです

申込締切日7月18日（水）　

申込は締切りました。

北九州市のワークショップ

（クリックすると申込・詳細ページにリンクします）

【北九州市・9/1～】北九州市難病相談支援センター

日程9月1日～10月13日（毎週土曜日）　※9/22はお休み

申込締切日8月22日（水）

私が代表を務める患者会での医療講演会にて、講師を務めた臨床医師の先生よりセルフマネジメントの重要性をお話しされました。

「医師は病気を治すお手伝い」であり、「病気を改善に向かわしむのは、自分自身であり、また患者を取り巻く家族や友人」と言われていました。

多くの患者さんを診られて、自己管理が出来、周囲も応援してくれる患者さんの改善の姿からの結論だったと思います。

そのセルフマネジメントとは何か？と言う疑問を持ちながら、2017年初頭に福岡でこのワークショップがあるとお聞きし、勉強のために参加をしました。

「セルフマネジメント」と言う言葉に、少々怪しさを感じ、またどんな方が参加されるのか全く分からないまま当日を迎えました。

狭い福岡での開催でしたので、知人もいましたし、患者会の運営に携わる方もおられ、緊張感はそこまでありませんでした。

何より、このワークショップを進める方々は、参加した難病や慢性疾患を持った方々と同じ立場で、難しい言葉は一切なく、進行をされていました。

ワークショップですので、何かお題を頂いてそれについて各自語っていく、と言う方式ですが、自分の経験以外の視点はなかなかの目からウロコでした。

また、その答えに正解は無く、自分の視野を広げるきっかけとなり、中には今でも生活の中に活かしているものもあります。

ワークショップ自体がごく少人数なので、人見知りの方こそこの機会に参加をしてほしいと思います。

私のモットーが「明日出来ることは明日しよう！」なんですが、このワークショップは自由に目標を立てて、その進捗状況を前日に参加者と報告し合う、と言う宿題があります。

私は「今読んでる本を夜に20分3日間読む」と言う緩い目標でした。がしかし、緩いが故に2日間は何も出来ないまま。。。

なので20分の時間を取るためにそれなりに生活を計画的にし、結果無駄なく目標を完遂。

自分の今の状況をしっかりと見据えて、目標を立てて完遂するまでの行動は、特に若い方が早くに癖をつけてほしいものですし、お陰でこのワークショップ以後は、より充実した取り組みを展開しております。

人生を送る上で、病気は足かせになっているのかもしれません。まして人生の途上で発症した方は、以前の自分との差に落胆するのかもしれません。

しかし、今の自分を自分自身がしっかりと確認し、目標に向けて周囲の方の力を借りながら一歩ずつ進む時、病気は推進力に代わると思います。

その推進力が自分の中にあると気づかせてくれるワークショップであり、周囲を元気に出来る人になれると感じます。

是非多くの方に参加していただきたいと思っています。

福岡市のワークショップ

【福岡市・7/28～】アクロス福岡

日程7月28日～9月15日（毎週土曜日）※8/11と9/1はお休みです

申込締切日7月18日（水）　

申込は締切りました。

北九州市のワークショップ

（クリックすると申込・詳細ページにリンクします）

【北九州市・9/1～】北九州市難病相談支援センター

日程9月1日～10月13日（毎週土曜日）　※9/22はお休み

申込締切日8月22日（水）